京都丹波高原国定公園ビジターセンターでは、
「木の原点を知る、森を守る」というコンセプトのもと、
京都丹波高原国定公園の自然と文化が融合した里地・里山文化の発信拠点として、
「見る・感じる」「学ぶ・ふれあう」「知る・伝える」を体感できます。
建物はこの地の森を守る神殿をイメージし、
地元産材を用いた列柱で創る連続性の美しさが木の原点を表現しています。
京都丹波高原国定公園を訪れる方ための入口、総合案内です。国定公園の自然や歴史文化・施設情報など、探訪に必要な情報提供を行っています。さらに国定公園をより深く理解、体験いただくために、芦生の森の各種プログラムをはじめ、各種講座、セルフガイドなども随時ご案内しています。
京都丹波高原国定公園の魅力は、なだらかな山々が連なる地形と川に刻まれた渓谷、そこにある樹々で形づくられた「森」蓄えられた豊かな「水」に端を発します。一つひとつの谷筋には豊かな自然と人々の文化が昔から続いています。丹波高原の森に育まれた、様々な各地域の営みを大型写真を通して紹介しています。
四季に応じた、地域の自然や生活文化をグラフィックパネルで展示紹介しています。時期に応じては、体験展示に参加することもできます。さらに国定公園内で活動する各種組織や団体との協働企画展の際には、国定公園内の活動をより詳しく紹介する展示も行っています。
農家の縁側のしつらえに、かつての生活用具や道具などを展示するなど、地域生活の一部を再現しています。地域生活文化と自然の恵みとのつながりを感じられる空間演出を行い、地域の衣食住に焦点をあてた体験展示を行っています。
京都丹波高原国定公園全域を紹介する大型地図には、今しか見られない動植物や地域行祭事を写真で紹介しています。さらに定点撮影による連続写真で季節や地域の営みの変化をカードで紹介しています。展示机では、美しい自然造形物を集めた「コレクションボックス」や、感覚を使ってみる「森の引き出し」など手にとれる展示を行っています。
ミュージアムショップは、国定公園内の自然素材を材料にハンドメイドで創られ、個性あふれるオリジナル雑貨や書籍を中心に販売しております。親しい人へのギフト、家族へのお土産、来館記念などにご利用ください。
ビジターセンター2階は、セミナールーム(最大収容人数100人)とミーティングルーム(最大収容人数10名)の2部屋があります。講習会や研修会、展示会やイベント会場としてご利用いただけます。貸出備品としてプロジェクタやマイク設備があります。なおご利用は事前予約制・有料です。
セミナールーム | ミーティングルーム | |
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午前(8:30~12:00) | 1,000円 | 500円 |
午後(13:00~17:00) | 1,000円 | 500円 |
1日(8:30~17:00) | 2,000円 | 1,000円 |
夜間(18:00~22:00) | 1,000円 | 500円 |
(平成30年4月1日現在、税込価格)